【限定3月末迄】叡智とソフィア

レクレーションで創作活動中です!

「ダイブ」 inspired by ビリーアイリッシュ

  • 海にダイブした
  • これがみんなのために最善なのだと信じて

 

  • 車が海に沈んでいく
  • 1時間もしないうちに時が終わる

 

  • 潜水艦のように深く潜っていく
  • 意識がクリアになっていく

 

  • そうだハンマーで窓が割れる
  • でもぼくはそれを望まなかった

 

  • ようやく解放される
  • もう役割は終えたのだ

 

▲▼▲

  • 親戚のおじさんが海にダイブしたんだ
  • 迷惑な話だよ

 

  • だからぼくは海が嫌いになった
  • 車も嫌いだ

 

  • 狭い町なんだぜ
  • 死ぬまで町の人は記憶しているよ

 

  • オジサンは良い人なんだよ
  • だけどぼくたちのことも考えてくれよ

 

  • だからぼくは町を離れた
  • もう誰もぼくを憐れむこともできない

 

▲▼▲

  • なぜ死を望むのだろう
  • あいつは弱いからだよって人は言う

 

  • じゃお前は人の為に死ねるのかよって

 

  • 目に見えない大きな力と戦っていた気がするんだ
  • でもどこにも救いはなかった

 

  • だからぼくも海に潜ったんだ
  • 何か見つかるかもしれないってね

 

  • 綺麗だったよ
  • 本当に

 

  • 海の中はね

 

  • まあ叔父さんもこんな綺麗な海のなかで死ねたから幸せだったんじゃないかな



  • ぼくはロクな死に方はしないような気がするね
  • それでもいいと思っている

〇プロローグ。

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https://www.bbc.com/japanese/42248658

  • わたしは夢を見た。

  • ここはどこだろう。古い街並みが広がる。古代の都市のようだ。屋根に玉ねぎがある建物が目立つ。モスクワを紹介する動画で見たことがある。神殿なのだろうか。

  • ゴソゴソと音がした。振り返ると浅黒い顔をした少年が立っている。目が合った。微笑みかけてくる。小学生低学年そんなところか。

  • 石でつくられた建物が周囲に見える。目の前の建物は商店で一階がコンビニのようになっている。アラビア語みたいな文字が何か窓に書いてある。

  • 建物からスカーフを巻いた中年の女性が出てきて少年を追いかける。少年の母のようだ。

  • 少年は奥にある樹木が茂る公園に向かって歩いている。どうしようか。とにかく二人の後についていくことに決めた。

  • 酷く喉が渇く、空気が乾燥しているのだ。夢の中でも喉が渇くのかと笑いそうになる。

  • 歩くと足が痛む。素足なのだ。道は舗装されていない。なぜ夢なのに足が痛むのだと今度はイライラしてきた。今は何時なのだろう。

  • 腕時計を見る。チープカシオと呼ばれる安物の時計だ。黒いゴムで作られたデジタル式。作業する時には便利なのだ。

  • 身体を見る。ねずみ色のスウェットだった。部屋着のままなのか。

  • 公園の入り口についた。白い草が茂っている。ハーブだろう。どこかで見たことがある。やはり日本ではないのだ。

  • この公園のつくりは何かに似ている。そうだ昔ガーデニングが流行になったときにイギリスの庭園の映像が流れていたがそれとそっくりなのだ。

  • 脳はどうにかして既知の映像を重ね合わせることで目の前の不可知の現実を理解しているのだ。そう気づいた。

  • 公園の奥で何やら叫び声が聞こえてくる。

  • 人影が見える。何人いるのだろう。9人いや10人か。中年から初老の男性と女性が2人。

  • あの種の集団はよくドヤ街などで見かけるタイプだ。どうせ酒でも飲んで薬でもやってるんだ。まだわけのわからない言葉を叫んでいる。

  • そういえば日本人が中東で拉致をされて身代金を要求される事件が頻発している。身代金を拒めば人質の日本人は殺害された。ジャーナリストがターゲットになることが多く公開処刑の映像はインターネットで拡散した。ああいう死に方は御免だ。

  • 関わってはいけない。逃げなくては。本能がそういっている。

  • うわっ、やばい。長髪で小汚い服装の老人がわたしに迫ってくる。見つかってしまった。

  • 振り返り走ろうとする。ダメだ。走れない。足がひどく痛む。

  • そういえば裸足で歩くなんて幼稚園いらいだった。園の方針で健康にいいからという理由で校庭では裸足で遊んでいた。砂利や石などもあるのだがみんなキャッキャと楽しそうだった。

  • しまった、奴らが近づいてくる。追いつかれる。

  • 思考を止めてはいけない。どうすればいいのか考え続けるんだ。くそっ、薬をやっているのはわたしの方だろうか頭にモヤモヤと雲がかかり考えられない。

  • 追いつかれてしまった。2,3人取り囲まれた。どうすればいいんだ。

  • ふっと、アメリカにホームステイをした日本人の少年の話を思いだした。ハロウィーンで子どもが仮装をして街を練り歩く。「トリック・オア・トリート」と声を掛け大人はお菓子をくれる。お菓子くれないといたずらしちゃうぞという意味らしい。ある家に通りかかる。玄関に尋ねると銃を持った男が出てきた。「フリーズ」止まれと警告している。少年はジョークだと思いニコニコと男に近づいた。その瞬間に男は少年を撃った。即死だったらしい。

  • 恐らくそんなレベルの出来事なんだ。対応を間違えれば殺されるんだ。ここは日本ではない。

  • 気付くとホームレスは集団になっていた。何やらぶつぶつ話をしている。英語や中国ではないことはわかる。アラビア語なのだろうか。わからない。

  • 自分だけわからない言語のなかに一人でいるのは酷く不安になる。吐きそうになってきた。

  • 一体こいつらは何なんだ。浅黒い皮膚をしている。だがインド人やアフリカ人ではない。おそらく中東なのだろう。

  • 30代だろうか一人の男がわたしに何か声をかえてきた。目の力が強い。思わず目を背けた。

  • どうせ金をよこせとか言っているのだ。金をわたせばいいのだろうか。そもそもわたしは金があるのだろうか。ポケットを探そうと思ったがやめた。武器でも探していると思われるだろう。

  • もうだめだ。諦めてひざまずいた。頭がガクッと垂れた。

  • 男はわたしの頭に手を置いた。何やらぶつぶつと唱えている。緊張でまた吐きそうになってきた。吐いたら殴られるだろう。胃液を飲み込む。

  • また頭が真っ白になっている。何も考えられない。いつになったら終わるんだ。永遠に続きそうだ。

  • 取り囲んでいる男たちが突然に奇声をあげた。間を詰めてきた。やばい、ゲイなのか。

  • わたしの頭に手を置いた男が公園の奥に戻っていく。わたしも連れていかれる。辺りは暗い。日没なのだろうか。出荷される家畜のような絶望的な気分になる。

  • 東洋人は若く見られるというからな。

  • リンチを受けるのも、肛門が裂けるのも変わらないか。ただHIVなどの感染症が怖い。

  • トルコで日本人の女の子がナンパでもされたのだろうか殴ったり抵抗した。そうしたら喧嘩になってしまい刺し殺されレイプされてしまった。もちろん悪いのはトルコ人なのだが金品を渡したり暴力を使い抵抗しなければ生存することはできただろう。

  • わたしはうな垂れて歩く。逃げられないのだ。観念してしまった。

  • カッポカッポと馬が歩く音が聞こえてきた。頭を上げるとあの例の男がロバに乗って公園から出てきた。吹き出しそうになった。なんでテロリストがロバに乗ってるんだよとツッコミたいぐらいだ。いま吹き出して笑えば間違いなく殺されるだろう。わたしは必死にこらえた。

  • ロバはあの玉ねぎの屋根をした建物に向かって進んでいく。ここが丘になっていることに初めて気付いた。急な坂を下っていかなければならない。

  • 逃げ出せるのかと周囲に目をやるが後ろに初老の男が立っており進めと促される。

  • くっそ、暑い。痛い。日が昇ってきた。やはり日の出前だったのか。なんで夢なのにこんなリアルなんだ。くそっ。悪態ばかり口にでる。

  • 路上ですれ違う人々が完成を上げている。例の男は手を振っている。歌手か何かなのだろうか。

  • 完成は玉ねぎに近づく度に増していく。群衆のボルテージが上がるのがわかる。

  • あの玉ねぎが城壁に囲まれているのがわかる。刑務所の囲いのようだ。城壁をそって歩いていくと市場が延々と広がっている。

  • これなら逃げられそうだ。見渡すと群衆が邪魔で身動きがとれない。このホームレスどもの仲間だと思われているのだ。

Another side of love 「コロナ時代の愛(”Love of Corona”)」 featuring Sister M

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  • Sister Mがあらわれてこういった
    enjoy your pain,
    suffering, suffering, suffering

  • 呪詛をまくしたてる

 

  • bad tripだった
  • 悪魔がきてしまった
  • おれは絶望しているんだよ

  • いつ中央線に飛び込むのかわからないぜ

  • おれはnothingなんだ

  • コロナで仕事がない

 

  • なぜ誰もおれを助けてくれないんだ

  • くそ、神はどこにいるのだ。 

  • なぜあの悪魔はおれを苦しめるんだ

     

  • 恐い、夜が明けるのが恐い

  • 朝などこなければいいのだ

  • おれはこの静寂が好きなんだ

     

  • 誰とも会いたくない

 

  • またシスターMが現れてこういうんだ
    love your darkness
    違うんだ。おれは朝が怖いだけだ

     

  • なぜ誰もおれを助けてくれないんだ

  • くそ、神はどこにいるのだ。

 

  • おれはあのキモイ引きこもりとかわらない

  • なぜ家にこもっているのが辛いんだ

  • 苦しい

     

  • 死んだほうが楽なんじゃないか

     

  • シスターMが最後に現れてこういった

  • live long, life is no limit

〇はじめにtoおわりに

〇はじめに

  • 鎌倉の修道院が閉鎖しました。上智の専門学校も来年には閉鎖します。

  • 寂しい限りですが役目を終えたということでしょうか。

  • 人気がないんですよね。

  • いま書き留めなくては恐らく情報が拡散すると思い頑張っています!

 

〇おわりに

  • 束の間のユーフォリア多幸感に満ちた専門の2年間が終わろうとしています。

  • これから世間の荒波に放り出される。希望よりも恐怖の方がつよい。

  • 年をとっているからでしょうね。まったく楽観的な将来がみえません。

  • 1年目でローマ教皇が来日し東京ドームでのミサに参加しました。

  • あと1か月残すのみ。記録をできる限り残したいと思いブログに書き留めました。

  • 残念ながら4月からはお仕事がはじまります。コンプライアンス違反になることを避けるためブログは更新できませんがお付き合いいただきましてありがとうございました。

 

 

叡智とソフィア

  1. 「理性を超越した存在があり、それが叡智をくれた」

  2. 「宇宙は閉じた系で、外側がある。そしてその不完全定理の働く宇宙の外側にいるのが神であり、その神が叡智を与えてくれた」

 

  • 売春婦の祈り

  • 「ソフィアよ。罪深いわたしを憐れみ知識と知恵をお与えください」